
目次
1.HIITトレーニングとは?
それでは具体的に、HIITトレーニングの概要を解説していきます。①自宅でもできる、HIITトレーニング
HIITトレーニングは、自宅でもできるトレーニングです。トレーニングの種目というよりは、トレーニングのやり方に特徴があります。 まず、30秒ほど全力のトレーニングをします。バービージャンプ・腕立て伏せ・ダッシュなど器具がなくてもOKです。30秒全力で動き続けた後、15秒から20秒ほどインターバルを取ります。インターバルは完全に止まるのではなく、歩いたりジョギングしたりして息を整えていきます。 この全力でトレーニングと、インターバルが終了した時点で1セットが終了となります。このセットを、6セットから8セット程行っていくのがHIITトレーニングになります。 1セットが45秒から50秒程度で終わるので、6セット行ったとしても5分程度で終わってしまうので、非常に短い時間でトレーニングをすることができます。
②ダイエット効果が高い理由は?
ではHIITトレーニングはなぜダイエット効果が高いのでしょうか。それは、HIITトレーニングによって人間の全細胞の中に存在する、ミトコンドリアが活性化するからです。 人間の糖質や脂肪を、最終的にガソリンとして代謝してくれるのがミトコンドリアです。そのミトコンドリアの力が弱いと、代謝する能力も下がってしまい、痩せにくい体になってしまいます。HIITトレーニングで強い刺激を細胞に与えることによって、ミトコンドリアの働きが向上することが分かっています。 ミトコンドリアは、他にも「寒い!」という刺激を与えることでも活性化することが分かっています。一時的に水風呂に入るなどは、ミトコンドリアが活性化するようになるでしょう。 少し話が逸れましたが、ゆるめのトレーニングの中にも、たまに強い負荷のトレーニングを入れることによって代謝が上がり、ダイエット効果が高まるということです。
2.HIITトレーニングの取り入れ方
それでは、HIITトレーニングをどのように取り入れていけばいいのでしょうか?① 量よりも質を意識
まずHIITトレーニングの特徴である、「全力でトレーニングを行う」ということを徹底しましょう。30秒でもしっかりと手を抜かずに動いて、息が上がるぐらいの動きをしていきます。ここまで強い負荷をかけなければ、ミトコンドリアがなかなか活性化しませんので、もちろん楽ではありませんが意識しましょう。中途半端な強度だと、あまり効果が出ないので注意です。30秒の間は苦しい時間が続きますが、そのぶん時短で終わることができるので頑張りましょう。 このHIITトレーニングを週に2、3回ほど行うことができれば、よりミトコンドリアが活性し高いダイエット効果が得られます。