
目次
1.体にいい塩と悪い塩の違いとは?
想像がつくかと思いますが、いい塩は栄養価が高く、悪い塩は栄養がほとんどありません。その具体的な違いを解説していきます。①体にいい塩【天然塩】、体に悪い塩【食塩】
まず身体に良い塩、体に悪い仕様の決定的な違いは製造法にあります。海水を蒸発させるだけの天然な製法で作られた天然塩が、身体に良い塩です。 主な製造方法としては天日干し・平釜があります。塩にはもともとたくさんのミネラルが含まれています。このミネラルが製造法によって残ったり、削ぎ落とされてしまったりしますが、天然塩に関してはミネラルが削ぎ落とされることなくしっかり残りますので、栄養価が非常に高く体にいいです。もちろんダイエット向きです。 天然塩は天然に海水を蒸発させるため、時間・労力がかかります。そのため大量生産することができず、販売されている塩の中でも割高になっています。 反対に体に悪い塩が人工塩で、人工塩を食塩とも呼びます。 食塩はしょっぱい成分のナトリウムのみを生産することを目的とし、大量生産に向いています。大量生産できるため価格はかなり安いですが、そのぶん塩に含まれる大切なミネラルがほとんど削ぎ落とされてしまいます。これではただのしょっぱい物質であって、その他栄養素をとることができず、体にも悪くダイエットにも向いていない塩ということになります。 製造工程としては、イオン膜・立釜などがあります。天日・平釜以外は人口塩と考えておきましょう。
②天然塩にはミネラルが豊富
天然塩はしょっぱい成分であるナトリウムの他にも、様々なミネラルが豊富に含まれており非常に栄養価が高いです。含まれる成分を簡単に解説します。 ・ナトリウム 塩の主成分です。料理や食べ物の味付けに使われますが、ナトリウムは人間の体に必要な栄養素です。ナトリウムが不足していると、筋肉を動かす神経伝達がうまくいかず、疲れると痙攣が起こりやすくなったり、つったりします。ナトリウムは適度に摂ることが大切です。 ・カリウム カリウムはナトリウム濃度を調整する役割があります。ナトリウムをとったとしても、このカリウムもしっかり取ることによって体外へ排出することができます。天然塩にはカリウムがたくさん含まれているので、ナトリウムを摂りすぎたとしてもこのカリウムもしっかり含まれておりますので、体内の塩分濃度が一定に保たれ、脚がむくみにくくなったりします。ダイエットにおいてむくみは大敵なので、カリウムの摂取は非常に重要です。 ・マグネシウム、鉄 マグネシウムは人間のエネルギーを作り出す過程で非常に重要です・糖質からATPというエネルギーを作り出しますが、その際にマグネシウムや鉄が補助する働きをしてくれます。マグネシウムや鉄が足りないと、エネルギー生産がうまくいかず、代謝下がってしまいます。ダイエットにおいて代謝の向上は必須になりますので、マグネシウムと鉄をしっかりとって、効率よくエネルギーを生産できる体にするのが非常に大切です。 [quads id=1]2.天然塩はどう選んで買うべきか
では具体的にどのように天然塩を取り入れていけば良いのでしょうか① 製造法をチェック
先ほどもお伝えしましたがとにかく製造方法を確認することにつきます。塩の裏面を見るとこのような記載があると思います。その中でも製造法を確認し、天日干し・天日・平釜と記載があればOKです。注意するところは、天燃の塩とイオン膜などの人工塩が含まれている製品もあります。大切なのは100%天然塩のものを選ぶことです。100%天然のものが一番栄養価が高いですので、製造法に1つでも人工的な製造法が書いてあるものは避けた方がいいです。