
目次
1.ビールに含まれるホップの作用がカギ!
ビールには皆さんも一度は聞いたことのある、ホップが混ざっています。そのホップの作用がダイエットや女性の体調管理に有効と考えることもできますので紹介していきます。①ホップとは?
ホップとはハーブの一部でビールの香り付けや鮮度を保つために使われています。ビールの苦味はホップから来ているものです。ホップは苦みが強く、ビール以外に使われていることはかなり少なくホップ単体を手に入れるというのは難しそうです。現在では、ビール以外には用途がほとんどないというのは少し残念ですね。苦味を作り出しているものですのでノンアルコールビールにも含まれています。
②ホップが女性ホルモンを増やす?
ホップに含まれるフィストロゲンという成分が、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があるという報告があります。フィストロゲンを摂取することによって、エストロゲンと同じような ・内臓脂肪燃焼の促進 ・骨密度の強化による骨粗鬆症リスクの低減 ・鎮静作用からくる睡眠の質の向上 ・髪の艶、肌の潤いなどの美肌効果 ・生理前の不快感、生理痛の緩和 など女性にとっては非常に嬉しい効果が期待できるかもしれません。 女性の体調管理には欠かせないことばかりですが、ダイエット中でもビールからホップを取ることによってこのような効果が出てもおかしくないということです。
①ホップが脂質の代謝を高める?
ホップにはさらに脂質の代謝を高めてくれる作用も期待できそうです。ホップを取ることによって脂質がエネルギー源になりやすくなるという報告があります。つまり、食事で少々脂質を取りすぎたとしても、積極的に脂質を分解燃焼してくれるので脂質によって太りやすくなるということを防ぐ効果が期待できます。2.どれくらい飲むべきか?
ここまで聞くとホップにはとても魅力的な効果がたくさんありそうです。これらの効果を出すためにどれくらいまでならビールは飲んでもいいのでしょうか。① ビールのデメリットも考慮しよう
ホップをとることによるメリットをご紹介しましたが、これはあくまでもホップ単体での話です。ビールはホップの他にも糖質やアルコールなど摂り過ぎると体には良くないものも入っていることも事実で、ホップの作用を体感するためにビールを飲み過ぎるということはよくありません。やはり、糖質やプリン体の摂りすぎ、アルコール過多などデメリットの方が強く働く方が予想されます。 例えば、ビールで糖質を摂りすぎることによって、いくらホップの脂質代謝が高いと言っても糖質を摂り過ぎてしまったら、糖質が脂肪になって太ってしまうかもしれません。また、ホップには生理痛を緩和させるような働きがあると言っても、同時に摂取するアルコールは生理痛を助長する代表的なものです。アルコールの摂り過ぎでより生理痛がひどくなってしまうこともありますので、その点は考慮しながら、適度な量のビールを飲んでいくことが大切です。
② 具体的にはどれくらいならOK?
これらを考慮すると、やはり飲みすぎはよくありませんので適度に楽しむくらいがいいでしょう。量としては週に1回から2回、1回に飲む量は350ミリリットルの缶1本ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。この程度の量であれば直ちに太ったり、健康を害するという可能性は低いです。ただ個人差がありますので自分の体調や体型に注意しながら適度に楽しんでいきましょう。この量を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、ダイエット中でもそれくらいなら飲めるんだ、と思っていただければ幸いです。もしこの程度の量を飲んで、少し体調が良くなった感じられるようであれば飲んで行くことは悪いことではないです。